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環境配慮型ラベル 貼るプロ™グリーン 『はがせるインモールドラベル』を開発

この度、シーレックス株式会社(代表取締役社長 栗原 敦、本社:東京都台東区)は株式会社ユポ・コーポレーション(代表取締役社長 渡邉 真士、本社:東京都千代田区)との協業により、「容器と一体化し、はがれないインモールドラベル」という既成概念を打ち破る、環境配慮型ラベル 貼るプロ™グリーン『はがせるインモールドラベル』を開発いたしました。

 

持続可能な開発目標(SDGs)や海洋プラスチック問題がクローズアップされるなど社会環境が変化し、消費者の環境意識が高まる中、シールラベルに求められる役割も変化しています。
シーレックスは持続可能な循環型社会の実現を目指し、3R(リデュース、リユース、リサイクル)によるプラスチックの高度な資源循環とリニューアブル(持続可能な資源の活用)に寄与する環境配慮型ラベル 貼るプロ™グリーンシリーズを発売してきました。

 

家庭から出る一般系廃プラスチックは492万トン、そのうち82%がリサイクルにより有効利用されています。
しかし、その内訳を見ると、廃プラスチックを主燃料あるいは助燃材として利用することにより、その燃焼処理により得られる熱量を原料等の製造工程などに有効利用するサーマルリサイクルが59%を占め、破砕溶解などの処理を行った後に同様な用途の原料として再生利用するマテリアルリサイクルは17%、化学的に分解することで石油原料等を得て製品原料として再利用するケミカルリサイクルは6%に過ぎません。
(出典:一般社団法人 プラスチック循環利用協会「2018年 廃プラスチックの処理処分方法」)

 

飲料や特定調味料のPETボトルとは異なり、食用油や化粧品、日用品、洗剤などの難水洗容器はリサイクル指定以外ボトルとして、インモールド化が推奨され、使用後はサーマルリサイクル、もしくは埋立、単純焼却されています。
これら一般系廃プラスチックの高度な資源循環を実現するための一助となるべく、容器と一体化するという利点は残しつつ、これまでとは視点を変え、容器から『はがせる』という特性を持ったインモールドラベルを開発しました。

 

再生利用するためには、廃棄ごみを分けることが必須ですが、日本の消費者にはラベルをはがして分別するという意識が定着しており、『はがせるインモールドラベル』は、消費者が容易に手ではがせます。
※苛性ソーダを含む熱水処理による剥離も可能

 

シーレックスはボトル素材に対応した「ストレッチブローPET容器用 はがせるインモールドラベル」と「ダイレクトブローPE・PP容器用 はがせるインモールドラベル」の2種類を、ESG経営やSDGsなど、社会や環境の持続性に取り組まれている化粧品メーカー様やトイレタリーメーカー様にご提案してまいります。

 

ラベル装着時

ラベル剥離中

 

<本件に関するお問い合わせ先>
シーレックス株式会社 第一営業本部 営業技術部
TEL 03-3862-7033  FAX 03-3864-1540  E-mail info@sealex.com